2017/07/11 | 活用事例 |
ウルトラファインバブルの力!
カクイチは「日本を農業で元気にする」をテーマに引き続きウルトラファインバブルの事業を推進しています。
現在も日本全国のモニター参加者様のところへ出向き、機械の設置から経過情報の収集、ご相談で回らせていただいてます。
最近「ウルトラファインバブル水」という言葉をよく聞くようになりました。
ウルトラファインバブルは別名マイクロファインバブルとも呼ばれfineは楽しいの意味ではなく、細かいの意味になります。
つまりウルトラファインバブル水とは「ナノサイズの気泡が溶け込んだ水」の事です。
水中にある気泡はサイダーやビールを想像するとすぐに消えてしまいそうですが、ナノサイズの気泡になるとブラウン運動という動きで水中に酸素を含んだ気泡が非常に長く留まるようになります。
我々人間も酸素を必要としますが植物も同じです。
昨今、このウルトラファインバブルを使った研究があらゆるところで進められており、カクイチでは農業に特化してその研究を進めています。
以前からサイト内でウルトラファインバブルの調査報告などを載せさせていただいていますが、今日は小松菜を栽培されている農家の方の事例を載せさせていただきます。
【小松菜】
①タネ〜発芽までは普通
②発芽してからの成長スピードが20%アップ
③通常は成長し過ぎるとアクが出て葉や茎が硬質化して出荷できなくなるが、バブル入りの水を使うとアクが出ず硬くならなかった=出荷できる、という結果が出た
④根コブ病が出ると葉がしおれ売り物にならないが(見た目でわかるそうです)、根コブ病になってもしおれない、売り物になる、といった結果が出た。根コブに毛細根が生える。通常では生えない。
⑤通常根コブ病になると茎下部が黄ばみ、萎えて売り物にならない。※黄ばみは全く出ませんでした。
今回の農家さんでは非常に良い結果が出ました。
成長スピードが上がって、成長し過ぎた場合の問題もクリア。
出荷できないかと思われたものも出荷できる、と良い事ずくめでした。
我々も良い結果が出て非常に嬉しかったですし、何より農家さんに喜んでいただけた事がとても嬉しかったです。
「日本を農業で元気にする」をテーマに一歩一歩少しずつではありますが確実に前に進んでいます。
これまでモニターになっていただいた農家の方、これから訪問させていただく方、今まで興味を持っていただいた方、そして今この記事を見ていただいている方、ありがとうございます。
これからもウルトラファインバブルの報告をしていきますので楽しみにしていて下さい♪