農作業では、腰に負担のかかる姿勢で過ごす時間は多い事でしょう。農場にいる時だけではなく、野菜の選定や箱詰めでも中腰でいることが多くなります。農作業において、中腰の状態での作業は避けることがでない為、腰痛に悩む農家の人も多いのではないでしょうか?
中でも怖いのがぎっくり腰です。英語で「魔女の一撃」と呼ばれるほどの激痛が腰を襲います。1度ぎっくり腰になるとクセになりやすく、再発するのも悩みのタネでしょう。この記事では、農作業に伴う腰痛について言及する整体師さんのHPをまとめます。整体師さんの意見を参考にして、少しでも腰痛を軽くし、ぎっくり腰を防いでください。
■農作業の腰痛について解説している整体師さんのHPまとめ
ここからは整体師さんのHPを紹介し、内容の一部を端的にまとめていきます。気になる内容があれば、サイトにアクセスして全文をお読みください。腰痛対策のプロばかりなので、参考にできる部分は積極的に取り入れましょう。
・くまもと均整ゆがみ解消センター
農業による腰痛の大半は長時間の同じ姿勢や動作によって体が歪んでしまうのが原因です。日常生活の姿勢や動作に気を配り、腰への負担を減らしましょう。仕事中は一定時間毎にストレッチや伸展運動を行いましょう。
・アークス整体院
両手を腰に当てて、ゆっくり後方に腰と首を反らします。筋肉の力で無理に関節を伸ばすのではなく、無理せず気持ち良く伸ばせる範囲に留めましょう。この体操を、農作業中は1時間に1回、1回あたり40秒ほどで実践してください。
・なごみ整骨院
長時間の中腰作業と、ほぼ常に前傾姿勢という農作業特有の事情が腰痛の原因です。対処法は人によって違い、施術で筋肉の緊張を取ると楽になる人や、運動で筋肉を増やす必要がある人まで様々です。
・丸亀ゼッケイ整体院・整骨院
農業従事者の腰痛は、体のゆがみが固まっており生活習慣からくる負担が大きいのが特徴です。筋肉が硬いため循環が悪く、回復が悪い傾向もあります。地道ですが、痛みやゆがみを直すだけでなく生活習慣を変えることが重要です。
■グッズを使って姿勢をサポート!
腰痛を予防するために、サポートグッズを使うのも効果的です。
グッズの購入にはお金がかかりますが、腰痛になってからの治療費に比べれば格安です。
・バンテリンサポーター 腰用
テレビCMでも有名な商品です。通販大手Amazonでもベストセラーとなっています。腰のねじれを制限し、腰の背面上部から下腹部を支えてくれます。腰に巻くだけなので着用が簡単なのもポイントです。価格が安いので、気軽に試すことができます。
・アグリパワースーツ
脇から腰に6本の特殊バネが入っており、中腰作業をサポートします。値段は高いですが、農作業に特化した作りなので効果は高いです。繰り返し洗濯しても問題なく使えるので、コストパフォーマンスは良いでしょう。農家のために、夏場はアイスノン、冬場はカイロが入るポケットを付けるという気配りが光っています。
・スマートスーツ
全身に装着する、サポーターというよりもパワーアシストスーツです。一見物々しいかもしれませんが、中腰や重量物の持ち上げに効果を発揮します。自分の筋力を使って腹圧を上げる設計なので、自身の筋力低下を予防しながらも疲労の蓄積を減少します。体幹を安定するので、姿勢がよくなる効果もあります。
■まとめ
農業の機械化は年々進んでいますが、それでも中腰で作業しなければならない場面は多いです。天井の低いビニールハウスなどでは、常に中腰を強いられます。腰を伸ばすにも、いちいちビニールハウスの外に出なければならず、農家にとってかなりの負担となってしまいます。
農業人口は減少傾向にあり人手が足りない状況で、その分無理をしなければならない事情があるかもしれませんが、無理をして体を壊してしまってはいけません。かけがいのない「あなた」という農業従事者を減らさないためにも、日頃から腰痛対策やぎっくり腰予防を意識しましょう。
本記事で紹介した整体師さんのアドバイスにそって、定期的にストレッチを取り入れたり、日常生活の姿勢にも気を配ったりしましょう。サポーター等のアイテムを使うのも効果的です。自分にあった方法を試してください。
経費や時間を節約しても、仕事そのものができなくなったら何にもなりません。健康で長い間農業ができるように、毎日のケアを欠かさないでください。もし仮に腰痛やぎっくり腰になったら、だましだまし仕事をするのではなく、比較的軽症のうちに専門家の診断を受けてください。
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