ミネラルウォーターをただ飲むだけではもったいないですね。
軟水、硬水の特徴を知って料理に使い分けると、お料理の美味しさをグッと引き出す事ができます。
今回は、和食に適していると言われている軟水についてお話します。
和食と軟水
外国の水に比べて日本の水は、硬度の低いものがほとんどです。
(世界保健機構の定義では硬度120以下のものを軟水と呼ぶ)
また、日本の水道水は硬度80以下の軟水が多いとされ、
そのため、日本人は慣れ親しんだ軟水をおいしいと感じると言われています。
では、軟水はどんな和食に適してるのでしょう?
ご飯はもちろんなのですが、断然汁物を特にオススメします。
そうつまり「出汁」です!和食の基本ですよね。
軟水は、鰹節に含まれるイノシン酸、昆布に含まれるグルタミン酸といった
旨味成分を程良く抽出するため、やさしい美味しさを出すことができます。
和食には軟水が適していることがわかったところで、基本となる一番だしのとり方を紹介します。
一番だしのとり方
- 昆布
- 鰹節
- 軟水(岩深水)
- 乾いた布巾で昆布の表面をやさしく拭きます。
- お鍋に昆布と岩深水を加えて約30分置きます。その後、弱火にかけてお鍋の底に泡が付いてきたら昆布を取り出します。
- 弱火から強火にして、一度沸騰させてから火を止めます。
- 少量の差し水(岩深水)をして、鰹節を加えます。
- 2分程置いたら、キッチンペーパーなどで出汁をこします。
味噌汁、煮物、お吸い物、私たち日本人にとって無くてはならない「出汁」。
旨み成分をグッと抽出する超軟水の岩深水でとった「出汁」を使えば、
それだけで本当に「美味しい!」のです。
旨みたっぷりだから、結果的に塩、醤油等の調味料を減らして健康的なレシピにも繋がります。
ぜひ岩深水で美味しい出汁にチャレンジしてみてくださいね!