カクイチは、タイで開催された最大級の農業用展示会「FARM EXPO」に出展し、大きな注目を集めました。この展示会は、水技術、ロジスティクス、食品加工など、農業に関わる多岐にわたる分野の企業が一堂に会し、最新の技術や製品を紹介する場として知られています。
「気候変動でタイの気温は上がっている。水温が上がれば溶存酸素量は下がる。だからカクイチの技術は絶対に必要になる!!」タイでドリアン栽培を行っているPOBSAKさんからの力強い言葉を胸に、カクイチは今回の展示会への出展を決意しました。
カクイチのナノバブル技術は、水中の溶存酸素量を大幅に増加させ、植物の生育を促進し、土壌根域付近の環境を整え、植物が健康に育つ土台を整えます。
またタイの水産養殖においては、水温上昇による溶存酸素量の低下が深刻な問題となっています。カクイチのナノバブル技術は、水中の溶存酸素量を長時間維持することで、エビや魚の病気発生率、死亡率を低下させ、生産性を向上させることが期待できます。展示会では、こうしたナノバブル技術の具体的な効果について、多くの来場者から関心が寄せられました。
今回の展示会は、カクイチにとって初めての海外展示会となりました。「タイの農業の困りごとを解決する」「タイの農業を変える」という強い思いを胸に、私たちは展示会に臨みました。そして、多くの来場者の方々との出会いや、POBSAKさんのような熱意あふれる方々とのつながりが、私たちに大きな勇気を与えてくれました。
カクイチは、今回の展示会での成果を踏まえ、タイを拠点として、アジアをはじめとする世界各国への展開を加速していきます。持続可能な農業の実現に貢献するため、今後も革新的な技術の開発に努めてまいります。