小諸市実証実験初年度結果
2021年度の小諸市「まちたねプロジェクト」の一環として三輪EVカート「egg」とEVバス「こもこむ号」を走行させました。
併せて、MaaSアプリCanvas小諸市仕様「こま〜す」、ポータルサイト「縁JOY!小諸」、デジタルサイネージ「こもろ Touch」を使って情報発信することで、「活動する目的」の増加と見える化、「活動するための手段」の見える化と利便性UPを図っています。
交通と情報での新しい取り組みによって、人々が「より活発に行動し、新たな習慣を見つけ、新しいコミュニティが形成され、幸福度が上がるのでは?」「地域経済も流動性が増すのでは?」という仮説を検証すべく取り組んできました。
結果は、想像以上に多くの方々に利用していただくことができました。しかし、エンターテイメント化してしまい、「駅前でeggに乗車し、まちなかを一周してそのまま駅に戻ってくる」という方が多く、途中下車をして小諸のまちなかを楽しんでもらう仕掛けが足りなかったです。新しいお店やスポットが増えていく中で、老舗も含めてまちなかを楽しく周遊してもらう仕組みを作っていくには、MaaSアプリの進化と、地域の企業様との連携を強化する必要があることを実感しました。
この結果を踏まえて、カクイチはまだまだ進化します。