2023/12/11
インタビュー
【静岡県】良いと思ったものはチャレンジ!
2024/01/09 | インタビュー |
群馬県伊勢崎市
田部井靖明様
家業を継いでトマト農家になり、当初は長期越冬栽培の技術確立を目指していた。
しかし、ある年から冬場の市場価格が下がり始め、当時の自身の技術力では技術力では減益するばかりだったため、イチゴ農家に転身。
新しいモノや取り組みが好きで、新品種の栽培を積極的に行っている。
栽培経験45年。(トマト27年、イチゴ18年)
2019年に、A-SITE伊勢崎(カクイチ伊勢崎店)の営業さんからの紹介で導入した。
果実の肥大には、確実に効果があると実感している。
“かおり野”は早生品種で、下手をすると小粒の玉が出やすくなることが悩みだった。
2020年の途中から装置を使用して手応えを掴み、2021年からは本格的に酸素UFB水を使い、灌水量も増やしたところ、3Lサイズの出荷比率が増えた。
個人的な感想では、土壌水分が少ないか、灌水量が少ないと効果が低いと思う。
イチゴの場合は、極端な多灌水で無い限り、土壌水分は湿潤であるのが望ましいと思う。
田部井さんの圃場は水はけが良いので、1日15分を3回点滴灌水をしている。
水はけの悪い圃場の場合は分からないが、少量多灌水が良いと思う。
また、酸素が供給されると生育速度が上がるように感じる。
生育が進む分、少しだけ日平均温度を下げるようにしており、それによって果実の肥大、糖度の上がりが良いように感じる。
以前から、春先になると生育速度が上がるのに伴い徐々に管理温度を下げる様にしていたが、酸素供給により顕著になったと感じている。