2023/12/11 インタビュー

【静岡県】良いと思ったものはチャレンジ!

投稿者:カクイチ


静岡県伊豆の国市
尾崎ファーム 尾崎弘明様

農業に就く前は、重工業会社の生産管理の部門に従事。
2013年に実家のある静岡県伊豆の国市の新規就農者制度に応募して、地元で有名なイチゴ農家さんのもとで研修を受け、2014年にイチゴの新規収納者となって、今年で9年目となる。
かたい業種から就農というチャレンジ、前職を活かし働きやすい整備された環境づくりを実行して、日夜イチゴ栽培での生産性の向上を目指している。
より良い農業にむけた探究心は尽きない。

なぜウルトラファインバブル(UFB)を導入されましたか?

2018年、地域の新規就農者9名でおこなっている勉強会でカクイチのウルトラファインバブルの講習を受けた。
「水を変える」という今までにない発想に可能性を感じ、その場で装置導入の申し込んだ。

 

◆ウルトラファインバブルの効果はいかがですか?

試験区、対照区とUFB灌水の使用を分けて分析すれば、明確な効果のデータが取れるかもしれないが、圃場全体の灌水に利用しているので、明確な効果はわからない。
しかしながら、使い始めてから収穫量はあがっているし、物理的に悪くないと感じている。

◆生産性の向上とウルトラファインバブルについて

イチゴは3月に苗づくり、9月に定植、11月からが収穫だが、葉や苗の生育、収穫した実の観察して、摘果摘葉防除などの管理をおこなったり、パートさんへの指導と、常に生産性を向上させるための目配り気配りが必須だと考えている。
この基本的な作業を1つでも怠ると、生産性に大きく低下する。
また、増収のために定植株数や株間や環境制御を、毎年少しずつ変えてデータを取っている。
ただ、気候変動や病害など予想できない環境の変化は対応が難しい。
その点で、UFBのように悪い環境こそ効果を発揮する(バックアップしてくれる)技術は非常に助かる。
今後は、育成ステージ毎に酸素供給量などでUFBをコントロールすることで、生産性を向上するノウハウとして組み込んでいきたい。

 

◆カクイチへの要望

公式LINE、オンラインセミナーでの情報、データ、他のUFBユーザーの意見やノウハウを共有、教授の農家訪問といったカクイチのコンテンツは、なかなか面白いと感じている
ただ、コロナからリアルでの勉強会の機会も減り…。
年一回くらいは、リアルの勉強会があれば最高だと感じている。